はじめまして、今回中島工業で9日間のインターンシップに参加させてもらいました、
中央工学校OSAKA 建築学科のSugiuraです。
参加した理由は、建築・設備に興味があり、設計・積算・発注・施工といった
様々な業務に携わることが出来る、中島工業の仕事のスタイルに惹かれたからです。
インターンシップを通して、印象に残っている3つの事をお伝えします。
ある大手電機メーカー工場内で、新築工事とメンテナンス工事、この2つを経験しました。
社内にて事前研修は受けましたが、現場に入った経験はそう多くなかったので
前日はとても緊張していました。笑
↓ 事前研修中の私
新築工事は鉄筋コンクリート造の建物で、4月から工事が着工したばかり。
今は躯体(建築構造を支える骨組みにあたる部分)の工事を中心に行っていました。
その工事での中島工業の役割は、寮内の空調機設置などの設計、施工の部分です。
私がその見た工事は、ベランダと部屋内を区切る壁にスリーブを埋める工事でした。
スリーブは将来設備を設置していく時に、パイプなどの開口部を確保するため必要な工程です。
これがなかったら、パイプや電線などが躯体の中に引き込めなくなってしまうので、重要な工事だと感じました。
そのスリーブ取り付けの作業に立ち会っている時、先輩から「実際に挑戦してみたら?」と言ってもらえたので、
針金で結束する作業を実際にさせてもらいました。
職人さんは簡単そうにやっていましたが、自分でやってみるとなかなかてこずりました・・・。
↓ 結束作業中の私
現場を管理するのがメインの仕事ですが、自分でも作業を体験することで、
職人さんの技術力や凄さを改めて目の当たりにすることが出来て、いい経験になりました。
経験した2つ目は、工場内のメンテナンス工事です。
メンテナンス工事は日々、製品を生産する工場の設備で修理が必要な部分を修繕するなど、正常稼働するための維持の活動です。
こちらはパイプの詰りや折れなどを手早く直すことが重要で、いかに効率よく作業に取り掛かるか、準備できるかが大事だと印象に残りました。
先輩はずっと電話で話をしていて、忙しそうだな・・・とも思いました。
↓ 見積作成の練習中の私
2人の先輩が「安全に作業をしてもらうのが第一」と口を揃えて言っていました。
私なりに2人の先輩を観察していると、2人とも職人さんとよく話をしていることがわかりました。
何気な声掛けをして相手の状況を把握、注意を促す。コミュニケーションを取ることでより仲良くなっていく。その距離感を作っていくことが大事だと思いました。
新築でもメンテナンスでも、中島工業は職人さんたちと協力しながら工事を進めている・
それが形になっていく仕事だと改めて実感しました。
研修を終え、宿泊所に帰っていると、突然連絡が来ました。
何かと思えば、今から飲み会するからおいでというお誘いでした。
突然の飲み会で、驚きましたがこうやって気さくに誘ってくれるのがとても嬉しかったです。
一緒に現場を担当してくれた人に、参加していたメンバーを紹介してもらうと会社の偉い人達がたくさんいました・・・。
正直、ビビりました(笑)
でも、話していくと皆さん優しくて面白くて、こんなに近い距離で話ができるのは中島工業の社風を表しているだと思いました。
普段、年齢の近い人達と飲むことが多いので、こうって年上の社会人の方と話せる機会というのはすごく貴重なので参加して良かったと思いました。
ただ、飲みすぎて・・・今、二日酔いです(笑)
インターンシップでまさかの人生初一人暮らしをしました。理由は、
タイトルでも書いた通り私の家から中島工業までかなり遠く、宿泊をしない限り現場の
開始する時間に到着できないという理由です。
まったくの一人暮らしが初めてだったので
料理や洗濯の仕方をネット調べながら、日々苦戦しながらも挑戦しました。。
学校からしばらく寮に入ると聞いた時は少し驚きましたが、家事もやれば意外にできるなと
自信を持つことが出来ました 笑
御飯が出てくる、洗濯された服が用意されている。
これが当たり前だと思っていましたが、一人暮らしをしてみてその大変さを思い知りました。
親にはいつもありがとうございます(照)と伝えたいです。
今回のインターンシップで、「現場」「社会人の飲み会」「一人暮らし」と様々な経験をすることが出来ました。
話を聞いているのと、実際に体験してみるでは身に染みることが大違いでした。
施工管理という仕事は一緒ですが、企業カラーや特色、会社の雰囲気は全然違います。
中島工業は「仕事もとことんする、遊びもとことん遊ぶ」そういった雰囲気でした。
これから企業を探す際には、自分で体験してみることを大事にしていきたいです。
あっという間の9日間、とてもいい経験が出来ました。この経験を就職活動に活かしていきます。